ペットメディカルサポート株式会社様
コールセンター内製化を機にクラウドPBX導入
運営の可視化と改善で応答率96%を実現
この事例で紹介されているサービス
コールセンター内製化を機にクラウドPBX導入
運営の可視化と改善で応答率96%を実現
ペットメディカルサポート株式会社様(以下、ペットメディカルサポート様)が提供するペット保険の「PS保険」は、無理なく、長く続けられることを特長とし、ペットと暮らす多くの人々から支持されています。ペットメディカルサポート様では当初、コールセンター運営の大部分を外注していましたが、事業環境が変化するのに伴い、新規のお申込みを中心とした窓口について、2022年より内製化に向けた取り組みを開始されました。コールセンターを社内で一から構築するにあたり、お客様に満足いただけるサービスを提供するために選ばれたシステムが「Omnia LINK(オムニアリンク)」です。
Before
-
コールセンターを内製化するにあたり、使いやすいシステムの導入が必須だった
-
自社でコールセンターシステムを導入するのは初めてなので、手厚いサポートを求めていた
-
お客様に寄り添った対応を実現するため、効率化や品質をサポートする機能を必要としていた
After
-
ビーウィズの専任プロジェクトチームにより、安心してカットオーバーを迎えられた
-
現場運用に根差したシステムで、コールセンターの内製化をスムーズに実現できた
-
STTや管理・レポート機能で稼働状況を可視化し、応答率96%を実現できた
目次
-
1.
-
2.
-
3.
導入の目的:お客様との接点強化を目指し、コールセンター内製化の決断とともにシステムを検討
東京都港区に本社を置くペットメディカルサポート様は、ペット保険の「PS保険」を提供されています。人とペットの関係性はますます深まり、多くの人がペットを家族・パートナーとして迎えています。そのような人とペットの暮らしをサポートするのが「PS保険」です。
「人とペットの関係は時代と共に変化してきました。例えばかつては“番犬”などと呼ばれたりもしていましたが、それが愛玩動物となり、今では家族の一員として、ペットが人と豊かに共生するという関係になっています。それに伴いペットの長寿命化も進みましたが、ワンちゃん猫ちゃんが長生きすると、病気にかかることも増えます。現代ではペット医療も人と大差ないほど高度化している一方で、ペットには健康保険制度がありません。そのような背景があって、弊社ではペット保険の『PS保険』をご提供しています」(瀧澤様)
ペットメディカルサポート様が「PS保険」でもっとも大切にされているのが「無理なく、長く続けられる」ことです。例えば、病気にかかる度に保険料が上昇し、契約が続けられなくなる━━そのようなことがないように、利用回数では保険料が上がらない設定としているのも、大きな特長のひとつです。
「PS保険」はネット通販型のペット保険のため、新規のお客様はWebサイトから申し込みをします。このようにWebをメインのチャネルとして運用されながらも、実は、ペットメディカルサポート様にとって「コールセンター」は、お客様との重要な接点を担っていると言います。
「コールセンターは当社にとって唯一、お客様と直接コミュニケーションが取れる接点です。お客様は、ご不明点やご不安、ときにはご不満をお持ちかもしれませんから、コールセンターでは、お客様のニーズを正しく理解してご案内することを常に心掛けています。例えば、保険の専門用語ばかりを使わず、お客様の使用したお言葉を併用しながら、わかりやすくご案内するといったようなことです。お客様に“電話してよかった”と思っていただけるような、安心と信頼の窓口となることに注力しています」(瀧澤様)
ペットメディカルサポート様がコールセンターを“安心と信頼の窓口”として強化していく中で、大きな転機となったのが「内製化」です。
「従来は、ペット保険の募集行為を除くコールセンター業務の多くを外部委託していたのですが、『PS保険』の契約数が伸びていく中で、お客様の接点としてのコールセンターをより大切にしたいという想いから、内製化を決断しました。それがきっかけでコールセンターシステムの検討を開始し、サービス比較サイトで資料請求した中に含まれていたのが、Omnia LINKです」(瀧澤様)
経営企画部
担当部長
瀧澤 茂雄 様
選定のポイント:IVR等の求める機能を満たし価格もリーズナブルなのが魅力
ペットメディカルサポート様がコールセンターシステムにまず求めていた機能が、お客様からのお問い合わせ内容を、適切にオペレーターに振り分ける「IVR」でした。
「例えば『新規のお客様向けの窓口』と『既存のお客様向け窓口』で異なる電話番号を用意し、新規向けは内製化、既存向けは引き続き外部に委託するといった場合、どうしても、新規向け窓口に既存のお客様からお電話をいただくケースが起こります。その際に『わかりません』や『おかけ直しください』といったご案内をしてしまうことを避けたいと考えていました。そこで、2つの電話番号が1つのシステムに集約され、お客様にIVRで選択していただくことで、適切なオペレーターに振り分けられる……というのが、検討時の必須条件でした」(瀧澤様)
また、コールセンター業務を外部に委託する際は、システムも委託先のものを利用し、自社でコールセンターのレポートや通話録音に自由にアクセスすることはできないのが一般的です。ペットメディカルサポート様では、委託先に任せきりにするのではなく、自社でコールセンターシステムを導入することで、品質の向上に努めたいという想いがありました。
「サービス比較サイトでコールセンターシステムの資料を請求し、数多くあるシステムの中から候補を絞る中、価格面で目に留まったのがビーウィズOmnia LINKです。求める機能はどのシステムも網羅している中で、Omnia LINKはとてもリーズナブルな価格設定でした。加えて、新規のお客様を管理するために新たなCRMの導入も模索していたのですが、CRMもビーウィズで提供してくださるというのも、大きなポイントでした」(瀧澤様)
こうして、検討を開始してから1か月ほどで、ビーウィズのクラウドPBX・コールセンターシステムOmnia LINKと、Omnia LINKに標準搭載されるCRM「arrangedesk(アレンジデスク)」が選定され、3か月の構築期間を経てカットオーバーを迎えました。
「自社でコールセンターシステムを導入するのは初めてでしたので、未知の部分に対する不安もありました。しかし、ビーウィズの皆様が導入のためのチームを組んでくださり、設定項目の内容から、こちら側で準備するべきことまで、サポートいただいたので、不安はすぐに解消できました」(瀧澤様)
導入の効果:センター状況を可視化し応答率96%を実現、STTでVoC分析も可能に
2023年4月にカットオーバーを迎えた、ペットメディカルサポート様のOmnia LINK導入プロジェクト。内製のコールセンターでも、外部委託先でもOmnia LINKを利用することで、ペットメディカルサポート様による統合した管理が可能を実現しています。
カットオーバー直後は応答率の面で苦戦したこともありましたが、Omnia LINKの機能を活用し、コールセンターを効率的に運営できるようになりました。
「複数の電話番号への入電をOmnia LINKに集約し、IVRでオペレーターに割り振るという点では、狙い通りです。一方でカットオーバー直後に課題となったのが、応答率でした。Omnia LINKでコールセンターの状況が可視化され、多くの“待ち呼”が出ていることもわかったのです。単にオペレーターを増やせばよいというわけでもないので、当初は苦労しました」(瀧澤様)
「応答率の改善に役立ったのが、Omnia LINKのシートマップです。シートマップを見れば、オペレーターの後処理時間等の状況が簡単にわかります。待ち呼が多い時に後処理が長いオペレーターがいれば、受電を優先するように指示を出すことで、応答率を改善できました。今ではオペレーターの配置を最適化できるようにもなり、内製部分については96%、外部委託先でも95%の応答率を実現しています」(牧野様)
ビーウィズではペットメディカルサポート様向けに、待ち呼(待機呼)の数をわかりやすく表示するアプリも個別開発で提供し、応答率の改善にご活用いただいています。そして、Omnia LINKのカットオーバー後に追加で導入されたのが、リアルタイム音声認識機能(STT)です。
「STTを導入することで、複数のオペレーターを同時にテキストでモニタリングできるようになりました。STTがないときは、気になるオペレーターを音声でモニタリングするしかなかったので、とても便利に感じています。途中で上司に電話を替わるような場面でも、それまでの応対内容をテキストで確認できるので、スムーズに引き継げるのもSTTのメリットです」(牧野様)
「横浜にあるビーウィズのコールセンターを見学した際、STTが活用されている様子を見て、これは便利だということで導入を決定しました。また、STTが活用されているビーウィズのコールセンターを実際に見学することで“コールセンターって、こういうところなんだ”という刺激も受けました。人材の採用にあたってはコールセンター業界経験者ではなく、ペット業界の経験者を重視しているのですが、その分コールセンターについては知らないこともたくさんあります。しかしセンター見学を機に、取り組む姿勢が変わりました」(瀧澤様)
営業部 主任
牧野 かおり 様
STTの導入は、コールセンターの状況を可視化し運営を効率化させるだけではなく、今後のサービス向上にもつながります。ペットメディカルサポート様が取り組み始めているのは、STTを活用したVoC(Voice of Customer、顧客の声)の分析と、それを通じたFAQの改善です。
「コールセンターはお客様との大切な接点である一方で、将来的には、営業時間外のお問い合わせ等に対してWebサイト上のFAQをご活用いただく、さらにはAIエージェントで対応するといったことも必要になってくると考えています。現時点では、テキスト化されたお客様のお問い合わせ内容を分類して、FAQの改善に役立てようという取り組みを始めているところです」(牧野様)
コールセンターの内製化、そして初めてのコールセンターシステム導入にあたり「未知の部分も多かった」と話すペットメディカルサポート様ですが、システムの活用と浸透が進み、その成果は高い応答率などに現れています。
最後に、今後ビーウィズやOmnia LINKに期待することについて伺いました。
「Omnia LINKのようなシステムの提供からコールセンターの受託運営まで、幅広く手掛けているビーウィズには、今後も幅広く支援していただければありがたいです。そしてOmnia LINKがさらに発展し、より使いやすく、そして安心して利用できるシステムへと成長していくことを期待しています」(瀧澤様)
お客様プロフィール:ペットメディカルサポート株式会社
ペットメディカルサポート株式会社様は、ペット保険の「PS保険」を提供する、少額短期保険事業者です。PS保険はネット通販型で無理なく長く続けられるプラン設定でありながら、すべてのプランに通院補償が付くほか、通院回数が増えても上がらない保険料、高額治療になりやすいペットの癌なども補償対象に含まれるなど、手厚い補償内容を特長としています。その根底には「動物たちが安心して人と共存できる社会の実現を目指し、ペット保険の普及に努める」という、ペットメディカルサポート様の理念が息づいています。
| 会社名 | ペットメディカルサポート株式会社 |
|---|---|
| 所在地(本社) | 〒107-0052 東京都港区赤坂8-4-14 青山タワープレイス2階 |
| 営業開始日 | 2008年5月2日 |
| 代表取締役 | 米満 明仁 |
| 従業員数 | 69名(2025年3月現在) |
| URL | https://pshoken.co.jp/ |
ビーウィズ担当者コメント
Omnia LINK営業部
Omnia LINKフィールド営業第1ユニット
ユニットマネージャー
山本 誠
Omnia LINK営業部
Omnia LINKフィールド営業第2ユニット
井上 裕那
現代においてペットは大切な家族・パートナーであり、ペット保険は不可欠なものです。そしてペットメディカルサポート様のコールセンターは、ペットとの暮らしを支える要と言えます。私たちは、ペットメディカルサポート様のコールセンターが「契約者様の尊いご家族・パートナーに寄り添った対応」を実践されている様子に、深く感銘を受けました。この「寄り添いの心」こそが、センターの核であると拝察いたします。
ビーウィズは、そんなペットメディカルサポート様のコールセンター運営をシステム面でしっかりと支えてまいります。そして「Omnia LINK」を通じて得られたお客様の声を分析し、FAQへの反映やノンボイス対応の強化へと繋げ、さらなるLTV向上へ貢献していく所存です。
私たちも「Omnia LINK」をご利用いただくお客様の「さらにその先」にいらっしゃるお客様のお顔までを想像して、ペットメディカルサポート様の真のパートナーとなれるよう、全力でサポートさせていただきます。
この事例で紹介されているサービス
関連事例
運用を効率化しダイヤラー接続率も4%向上
- 業種
- 小売・流通・サービス, 金融
- 成果
- コンタクトセンターシステム, Omnia LINK(クラウドPBX), 生産性の向上, 応対品質向上
センター内外の業務効率化を実現
- 業種
- その他
- 成果
- コンタクトセンターシステム, Omnia LINK(クラウドPBX), 応対品質向上