ビーウィズは、社員のそれぞれの個性を尊重し、認め合い、良いところを活かそうとする企業風土形成を目指しています。また、性別・国籍・年齢・障がいの有無などを問わず、全ての人材が活躍できる環境づくりを実現します。
女性活躍推進に向けた取り組み
当社では、働き方改革の推進を通して、女性を含めた多様な人材が活躍できる職場環境作りに注力しています。
2021年3月24日付けで、女性活躍推進法に基づき、厚生労働大臣から女性の活躍推進に関する優良な企業として認定され、えるぼしの最高評価となる3段階目認定を取得いたしました。
女性の活躍推進
当社では、働き方改革の推進を通して、女性を含めた多様な人材が活躍できる職場環境作りに注力しております。
2021年3月24日付けで、女性活躍推進法に基づき、厚生労働大臣から女性の活躍推進に関する優良な企業として認定され、えるぼしの最高評価となる3段階目認定を取得いたしました。

女性のキャリアに対する考え方
当社では、女性社員が自身の思い描くキャリアを諦めずに働き続けられるようにすることを目的として、座談会や研修を通じたキャリア支援を行っております。
子育てや介護を理由とした在宅勤務制度、テレワークを活用した働き方の実現、男性の育児休暇の取得推進、女性社員の産休・育休復帰率100%の維持を目指しております。
現在は女性執行役員が2名となり、経営層に占める女性比率は20%となっております。また、全管理職に占める女性比率は2023年5月末時点で19.8%となっておりますが、将来的には30%達成を目指しており、引き続き女性の活躍の場の提供を拡大してまいります。
女性キャリアデザイン研修
女性社員に現状を正しく理解し、自身のキャリアを自律的に考えて行動してもらうために、女性キャリアデザイン研修を実施しております。

ダイバーシティマネジメント勉強会
上司に配下メンバーを如何にキャリアアップさせるか、コーチングするかを知ってもらうために、ダイバーシティマネジメント勉強会を実施しております。

子育てをしながら働ける環境
当社は、育児休暇からの職場復帰率が、2008年以降100%となっており、男性の育児休暇取得者も増えております。
しかし、子育てをしながら働くことの難しさは、復帰してから実感するものです。
当社では2018年より、これまではお子さんが3歳までしか認められなかった時短勤務を、12歳になるまで活用できるようになり、育児と仕事の両立がよりしやすくなっております。
また、子育て中の女性社員の管理職登用も増えております。

障がい者雇用の取り組み
ビーウィズの仕事は「わたしたち」でできている
ビーウィズでは全国の拠点で100名を超える障がい者を雇用しています。そのうち約6割はコンタクトセンターのオペレーターとして勤務しており、残りは本社のシェアードサービスグループで事務・事務補助職として勤務しています。
シェアードサービスグループは障がい者を積極的に雇用していくために作られた障がい者雇用推進部門です。さまざまな部門から業務を請け負っていますが、全てが本業から切り出された業務であり、コンタクトセンターのオペレーターはもちろん、シェアードサービスグループを含めた障がい者全員が、ビーウィズの業績を直接的・間接的に担っています。

障がい者のさまざまな活躍の場
コンタクトセンター業務
お客様より受託したコンタクトセンターやBPO業務等で電話応対をはじめとしたいろいろな業務に取り組んでいます。
トークスクリプトで繰り返し練習していたとしても、お客様と直接電話でやりとりする時は緊張します。
それでもお客様の気持ちに寄り添い、最後に「ありがとう」という言葉をいただけると、コンタクトセンターで働いていて良かったと思います。

AI-OCRデータ入力業務
お客様より受託しているAI-OCRを活用したデータエントリを行っています。
お預かりしたデータを適正に管理し、ミスなく照合入力作業を行う必要がありますので、お客様ごとにマニュアルを作成し、業務ルールをしっかり確認しながら進めています。お客様の信頼に応えるため、正確性とスピードの両立に向けて業務に取り組んでいます。
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手書き受注書データエントリ
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手書き顧客アンケートデータエントリ
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原本と取り込みデータの照合確認
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事務処理

全社事務業務支援
全社から依頼を受けた事務や事務補助業務を行っています。
業務種類は200種類以上。
毎日違う業務に取り組むため、依頼部署との連携やマニュアルを確認しながら間違いのない業務運営を目指しています。
- 主な業務
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人事手続き帳票のファイリング業務
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ハローワークなどの官庁届出業務
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会議室の設営、撤収業務
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在宅コンタクトセンター用のPCのセットアップ
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研修資料印刷業務
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名刺作成業務
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請求書処理業務
当社が取引先にお支払いする請求書の処理を集約して行っています。
1ヶ月の請求書処理件数は300件以上、取り扱い金額は1億円以上にのぼります。請求書の処理に間違いは許されません。2名で必ずダブルチェックをしながら、慎重に処理を進めています。
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通信費(固定電話、ネットワーク)
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通信費(携帯端末)
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レンタルPC利用料
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拠点賃料、清掃費、拠点光熱費
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出張旅費
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購買関連請求書

本社庶務業務
本社従業員が効率的に、毎日気持ちよく働くためになくてはならない業務を担っています。
たとえば全国の拠点とやり取りを行っている社内便のとりまとめや社内環境の整備などです。
その他、本社従業員の縁の下の力持ち、営業活動の潤滑油として活躍しています。
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社内便、郵便、宅急便の集荷集配業務
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喫茶セルフサービスコーナー管理業務
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パン販売業務
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環境整備業務
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備品管理業務
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自動販売機管理業務

代表電話応対業務
本社の代表電話、全国の拠点で働いていた退職者専用の問い合わせダイヤル、担当者不在時等の社内の電話応対は、視覚障がい者をはじめとした障がい者が担当しています。
コンタクトセンターを運営するビーウィズの電話応対窓口として、ビーウィズの応対品質がしっかりと伝わるよう、心を込めて対応しています。

障がい者採用業務
応募者の受付や面接、職場実習、入社後に定着のため行う就労支援機関との三者面談や調整など、障がい者の採用活動や安定就労に必要となるさまざまな手続きを担っています。
ビーウィズでは、障がい者自身が障がい者雇用にかかわる全ての業務に取り組んでいます。
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求人出稿・応募受付
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面接調整・職場実習
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入社手続き
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定着面談の調整
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障がい者手帳の期日管理
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就労支援機関との情報共有

障がい特性にあわせて作られたチームで業務を推進
健常者一人が障がい者5人を管理することが障がい者雇用の基本と言われることもありますが、本社のシェアードサービスグループは、チームリーダーもチームメンバーも全員が障がい者でありながら、ともに働く障がい者の採用や安定雇用に当事者として関わっている点が大きな特徴です。
チームで業務に取り組むことで、メンバーの一人が体調を崩して突然欠勤しても、別のメンバーがすぐに業務を引き継ぐことができ、業務の品質や納期を守ることができます。現在、チームは6チームあります。どのチームに所属するかは入社後1ヶ月かけて順番にチーム体験を行い、障がい特性をもとに話し合って決めています。
![庶務業務チーム [リームリーダー チームメンバー 日常的な庶務業務] 請負業務チーム [チームリーダー チームメンバー 他部署からの請負業務] 請求管理チーム [チームリーダー チームメンバー 請求書処理業務] 照合業務チーム [チームリーダー チームメンバー AI-OCRのデータエントリ業務] 音声処理チーム [チームリーダー チームメンバー 音声処理業務] 障がい者雇用チーム [チームリーダー チームメンバー 障がい者の採用活動監督官庁手続き]](/company/sustainability/society/diversity-inclusion/images/img_index_13.png)
チームリーダーの役割
チームリーダーはチームメンバーの障がい状態や体調を把握していて、毎日、チームメンバーの状況に合わせた業務指示を出します。
チームメンバーのほとんどはコミュニケーションが得意ではありませんが、チームリーダーは通訳となって依頼部署の言葉をチームに伝えます。
できることできないことを確認しながら業務を教えていくことは簡単なことではありませんが、障がい者同士だからこそ、障がい状態や体調についての不安も丁寧に話し合います。
チームリーダーはチームメンバーの頼れる先輩であり、ビーウィズで働いていく上での目標、ロールモデルでもあります。

チームで協力して目標を達成を目指す
チームでは毎月チームで取り組む目標と個人で取り組む目標を決めています。一人ひとりが目標を達成できるようチームで協力し、チームリーダーがサポートします。
全員が役割を持ち、全員が主人公。
日常業務はもちろん、マニュアルの作成、新人への業務レクチャー、手順の見直しなどの業務の改善活動もメンバーに任されています。

徹底したマニュアル化
障がい特性上、口頭での説明だけでは業務を覚え難いメンバーがいるため、図・写真を盛り込んだマニュアルを準備しています。
チェックリストにチェックをしながら作業を進め、間違いがあったとしてもどこで間違えたのか振り返りができるように工夫しています。
また、定期的に見直しを行い、誰にとってもわかりやすいマニュアルになるよう改善に努めています。

チームリーダーがチームメンバーの採用選考に参加
チームメンバーの採用にあたっては、障がい者であるチームリーダーが採用選考に参加します。
障がい者にとって働き易い障がい者にとって働き易い職場環境を作れるのは障がい者自身だと考えているからです。
採用のための判断基準はありますが、決め手になるのは面接の後に行う職場見学で、チームリーダーが「一緒に働きたい」と思えるかどうかです。

データで見る障がい者雇用
当社における、障がい者雇用に関する各種データについてご紹介します。
障がい者の100%が主業で活躍
障がい者全員が、事業の柱となる主業に従事しています。
法定雇用率を守るために義務として障がい者を雇用し、主業と関係のない業務に就かせるという考え方ではなく、最適な障がい特性の障がい者を選ぶ、という適材適所の考え方で、障がい者メンバーの育成にあたっています。

高い職場定着率
当社の障がい者メンバーの1年後の職場定着率は約9割。これは全国の統計と比較して約2倍の数字です。
メンバーの障がい状態にあわせ、週4日以上、1日5時間以上を前提に、出勤時間・退勤時間を30分単位できめ細かく調整していることが、高い定着率に繋がっています。
このような調整はたいへんな工数が生じますが、障がい者であるチームリーダーが自身のチームメンバーをしっかりと支える体制を構築することで、障がい者にとって働きやすい環境が保たれています。
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※1独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構「障がい者の就業状況等に関する調査研究 2017年04月より 図1 求人種類別の職場定着率の推移と構成割合(定着期間不明を除く)
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※22022年4月~2023年3月の実績

当社で働く障がい者
当社には全国の拠点で100名を超える障がい者が勤務しています。
お客様と電話で直接応対するオペレーターという業務は、精神障がい者にとってハードルが高く、早期退職につながりやすい傾向がありますが、シェアードサービスグループは精神障がい者にとって働きやすい環境を整え、精神障がい者を中心に雇用しています。



障がい者スポーツへの支援
当社は、一般社団法人日本障がい者サッカー連盟(JIFF)の理念に共感するとともに、オフィシャルパートナーとして同協会の活動を支援しております。
JIFFは7つの障がい者サッカー(アンプティサッカー、CPサッカー、ソーシャルフットボール、知的障がい者サッカー、電動車椅子サッカー、ブラインドサッカー、デフサッカー) の各競技団体を統括する連盟であり、公益財団法人日本サッカー協会(JFA)の関連団体です。
本活動を通じ、文部科学省スポーツ庁からも当社の障がい者スポーツへの支援に対する感謝状を頂戴いたしました。これからも引き続き、社会へ貢献できる会社を目指し、ダイバーシティ&インクルージョン(多様性と包摂)を推進してまいります。
