人事障がい者雇用担当 / 檜垣 一美

誰もが二の足を踏む障がい者雇用、誰もやらないのなら私がやります

人事障がい者雇用担当 / 2005年入社

コーポレート 異業種からの転職 子育て社員

入社の決め手:障がい者雇用をやる人がいない、と正直に打ち明けてもらえたから

ベンチャーに新卒として入社し、新卒・中途採用、給与計算などの人事実務に就いていた私は、業績拡大に追われて猛烈な働き方をしていました。その会社の上場を見届けたあと、結婚出産を機に、これからの人生のために社会を勉強させてもらえる会社で働きたいと考え、転職を決断しました。いくつかの候補の中からビーウィズを選んだ理由は、組織体制がきちんとしていたこととあわせて、会社にとって喫緊の課題となっている障がい者雇用を任せたいと面接で言われたことです。当時、ビーウィズは法定雇用率を達成しておらず、誰もやらないのなら私がやります、とビーウィズに入社しました。

今の仕事:障がい者だけのシェアードサービスグループを立ち上げ、定着と長期雇用に成功

障がい者雇用を推し進めるために作られたシェアードサービスユニットでマネージャーをしています。シェアードサービスグループには50名を超える障がい者が所属しており、いろいろな部署から請け負った事務・事務補助業務、軽作業に取り組んでいます。以前はコンタクトセンターをはじめとしたそれぞれの部署で障がい者を雇用していましたが、なかなか安定雇用につなげることができませんでした。シェアードサービスグループでは障がい者にとって働き易い環境を作ることで定着と長期雇用が進み、今では、ハローワークや労働局から依頼され、企業の人事担当者を集めた障がい者雇用推進セミナーなどで、ビーウィズが試行錯誤してきた障がい者雇用について講演させていただくこともあります。

仕事のやりがい:障がい者に働く喜びと安定して働ける場所を

シェアードサービスグループに所属する障がい者は、10名前後の6つのチームに分かれて働いています。チームにはチームリーダーがいて業務の進捗管理やチームメンバーのとりまとめをしています。チームで協力することで通院などで欠勤者が出ても納期や業務品質を守ることができています。障がい者同士が助け合う有機的な組織に育て、持続可能な障がい者雇用が実現できていることは、大きな達成感につながっています。また、シェアードサービスグループは離職率が非常に低く、10年以上働いている障がい者がたくさんいます。結婚して子どもが生まれたとか、住んでいる区から永年勤続で表彰されたとか、ちょっと照れながら報告してもらうとうれしくて、これが私の働く喜びでもあります。

心がけていること:皆がやりたがらない仕事に、進んで取り組む

「誰もが面倒で嫌がる仕事をやろう、価値がないと思われているものを価値があるものに変えていこう」というのが私のポリシーです。誰もがやりたがる仕事であればその誰かがやればいい。誰かに頼みたいのに、手を挙げてくれる人が見つからない、そういう仕事がしたい。誰もやりたがらないということは、その仕事は面倒で手間ばかりかかり、評価されないのかもしれません。けれど、価値がないと思われているものを価値があるものに変えていくにはどうすればいいか、考え続けることが私には合っているのです。シェアードサービスグループという障がい者が働く場を作り、請け負う仕事を他部署から集めてきましたが、この考えがあったからここまでやることができました。

挑戦したいこと:会社の成長に合わせて、組織をもっと大きくしていきたい

ビーウィズの従業員数は右肩上がりで増えていますので、シェアードサービスグループをもっと大きくしていきたいと考えています。ただ人数を増やして目の前の業務を取り合うのではなく、これまで取り組んだことのない業務を、これまで障がい者雇用をやっていない地域で、と試行錯誤していかなくてはなりません。また、現在チームリーダーを任せている障がい者がグループ全体の責任者に、チームメンバーである障がい者がチームリーダーに、と活躍の場を拡げていってくれればうれしいです。現在はダイバーシティ&インクルージョンやSDGsなどの浸透もあり、障がい者雇用の社内理解が進んでいます。シェアードサービスグループを大きくしながら、1人でも多くの障がい者を採用したいと考えています。

ビーウィズの魅力:何かに挑戦したい人にとって、チャンスが多い会社

大きな仕事や新しい仕事をやりたいと手を上げている人に、思い切ってその仕事を任せてくれる環境がビーウィズにはあります。何かを成し遂げたいという人にとっては、チャンスが多い会社です。私自身も、やりたいことをやらせてもらえているからこそ、今も働き続けているのだと思います。性格的には好奇心が旺盛な人に向いているのではないでしょうか。誰かが働く環境を準備してくれるのを待つよりも、まだ見ぬ新しいもののために、現状を自分で切り拓いていきたい人は、きっとビーウィズで活躍できると思います。

子どもたちと一緒に料理を楽しむ、休日の私

上は大学1年生、下は小学5年生の子どもがいますので、休日は子どもと一緒に過ごしています。中でも、一緒に料理をすることが多いです。自分のことは自分でやれるようになってほしいし、なにより生活を楽しんでほしいので、父の日や母の日、家族の誕生日、行事のたび子どもたちの料理でお祝いしています。先日も長男の大学進学祝いに、ねじり鉢巻きの次男が握ったお寿司を家族で食べました。自分が作った料理を笑顔で食べてもらえるって、すごいことですよね。足元まで米粒だらけになってしまって後片付けは大変でしたが、慣れない料理に額を突き合わせて取り組む子どもたちを見るのが大好きなんです。