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コールセンターの仕事に応募する方は必見!
採用担当者の心に響く自己PR方法を徹底解説

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コールセンターの仕事に応募すると、面接があります。面接を突破するうえで重要になるのが「自己PR」ですが、「どのようにアピールすれば良いのか分からない」とお悩みの方もいるのではないでしょうか。そこで、本記事では、「コールセンターで勤務したい」とお考えの方に向けて、採用担当者の心に響く自己PR方法を徹底解説します。注意するべき点もご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

そもそも「自己PR」とは?

自己PRとは、「自分という商品」の魅力を印象的に表現し、購入(採用)してもらうように訴えかける行為であり、採否を左右する要素のひとつです。

採用担当者に「この人を採用しよう」と思ってもらうためには、「商品の特徴=自分自身のこれまでの成果・経歴」と「自分という商品を買う(採用する)メリット=採用後にどのような成果を上げることが可能か(どのように企業に貢献できるのか)」をアピールすると良いでしょう。

応募先ごとに、「どのような能力・適性が求められるのか」をよく考え、PR方法を変えましょう。ありきたりな内容では、採用担当者の心に響きません。いかに他の応募者と差別化を図るかが、採否の分かれ目になります。

コールセンターの採用担当者に評価されやすい強み

以下は、コールセンターの採用担当者に評価されやすい「強み」です。

  • コミュニケーション能力
  • 基本的なITリテラシー
  • 臨機応変に対応する力
  • 忍耐力・ストレス耐性

それぞれについて詳しく説明します。

コミュニケーション能力

コールセンターにおいてオペレーター業務を遂行する際には、互いの表情が見えない状況で、円滑なやり取りが求められます。そのため、コミュニケーション能力が優れている人は、採用担当者から高評価を得やすくなります。

接客業の経験がある場合は、過去のエピソードを交えつつ、「お客様と会話するのが好きであり、得意」とアピールすると良いでしょう。

なお、対面接客の場合は、店員とお客様が互いの姿を目視しながら、表情や身振り、手振りを確認して会話をすることが可能です。しかし、コールセンターの場合は、オペレーターとお客様が互いの「声のトーン」や「言葉遣い」に基づいて信頼関係を構築し、会話を進めていく必要があり、より高度なコミュニケーション能力が求められます。

基本的なITリテラシー

コールセンターにおいては、オペレーターがパソコンを操作し、FAQ集などから情報を検索する場合があります。そのため、基本的なITリテラシー(キーボードで文字や数字を入力したり、コールセンターシステムを操作したりするスキル)があると、採用担当者から「業務に適応しやすい人材」と認められる可能性が高くなるでしょう。

ただし、コールセンターのオペレーター職はITの専門職ではないので、「プログラミング能力」「サーバーやネットワークの構築・設定」といった高度なスキルは求められません。

臨機応変に対応する力

オペレーター業務を遂行している際に、マニュアルやトークスクリプトに記載されていない要望・質問をお客様から投げかけられる場合があります。

マニュアルやトークスクリプトの内容を暗記しているだけでは、スムーズに業務を遂行できません。お客様の要望・質問の意図を正確に理解し、状況に応じてフレキシブルに対応する力がある方は、採用担当者から「望ましい人材」と評価されやすいです。

忍耐力・ストレス耐性

しばしばコールセンターには、「注文した商品が届いていないけれども、どうなっているのか」「取扱説明書に従って操作したのに、製品が動作しない」といった苦情・クレームが寄せられます。オペレーター本人に非はありませんが、「会社の顔」としてお詫びの言葉を述べたうえで、責任ある対応をしなければなりません。

次第にストレスが蓄積されていくため、少しのストレスで精神的に耐えられなくなるよりは、忍耐力・ストレス耐性があるほうが、オペレーターとして採用されやすいでしょう。コールセンターは、短期間で退職しそうな人ではなく、長期間働き続けてくれそうな人を求めています。

コールセンターに採用されるための自己PRの秘訣

コールセンターの仕事(オペレーター業務)に応募する際は、上述した「強み」を踏まえて、以下に示す流れで自己PR対策を講じましょう。

  1. 応募先企業の研究
  2. アピールするポイントを簡潔にまとめる
  3. 面接の練習をする

各手順について詳しく説明します。

①応募先企業の研究

まず、応募先企業の公式サイトや募集要項などをチェックして、どのような商品・サービスを取り扱っているのかを把握しましょう。社風や企業理念、取り扱うサービスや商材など仕事の特徴について理解を深めておくことも大切です。

そのうえで、「インバウンド(受信)業務なのか、アウトバウンド(発信)業務なのか」を確認することも忘れてはなりません。例えば、アウトバウンド業務に応募するのであれば、「多くの契約を獲得し、インセンティブ報酬を得たい」という志望動機を述べることも自己PRとして有効です。

②アピールするポイントを簡潔にまとめる

アピールするポイントは、「多ければ、多いほど良い」というわけではありません。アピールすることが多すぎると、ダラダラとまとまりなく話すことになりかねず、採用担当者が「何を言いたいのか分からない」と感じてしまう可能性があります。

自己PRを行う際には、応募先にとって重要と思われる要素に絞り込み、内容を簡潔にまとめましょう。

③面接の練習をする

「何をアピールするか」が決まっても、頭の中で思い浮かべているだけでは、スラスラと口から言葉が出てこない場合もあるでしょう。

採用担当者に「この人物を採用したい」と思わせるためには、実際に声に出しながら面接の練習をすることが大切です。なお、面接は「習うより慣れろ」であり、練習を繰り返すことで自己PRが上達していきます。

自己PRを行う際に注意するべき点

以下は、自己PRを行ううえで注意するべき点です。

  • 嘘をつかない
  • 1分程度の時間で話せる内容にする
  • 前を向いてハキハキと話す

それぞれについて詳しく説明します。

嘘をつかない

採用担当者は、毎日、数多くの応募者と面接をしており、人物を評価する目が養われています。嘘で塗り固めても、採用担当者から鋭い質問が飛んできて、上手く回答できない様子から「嘘である」と見抜かれてしまう可能性があるのでご注意ください。

ありのままの自分を見つめて長所を抽出し、それを自分自身の言葉でアピールしましょう。

1分程度の時間で話せる内容にする

長すぎる自己PRは、採用担当者に「聞き手のことを考えていない」「自分本位」と受け止められてしまいます。長く話すよりも、短時間で筋道立てて話すほうが、採用担当者の印象に残るでしょう。

事前に言いたいことを整理しておき、1分程度の時間に収まるように、分かりやすく話すこと意識してください。

前を向いてハキハキと話す

下を向きながらぼそぼそと話していると、採用担当者が悪い印象を持ってしまいます。堂々と前を向いて、採用担当者の目を見ながらハキハキと話すように心がけましょう。

また、身だしなみを整えることや、爽やかな笑顔を作ることも印象をアップさせるうえで大切です。最近、WEB面接を実施する企業も増えてますが、事前に自己PRの練習動画を撮影して「相手から、自分の姿がどのように見えているのか、声がどのように聞こえているのか」を確認することもご検討ください。

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ビーウィズのコールセンターでは、さまざまな年代(20代から60代まで)の男女が就業しており、日本全国(札幌、東京、横浜、名古屋、大阪、和歌山、松山、福岡、長崎の計9エリア)に拠点があります。はじめてオペレーター業務に従事する方や、出産・育児などでブランクがある方でも、充実した研修制度によってスムーズに働けるのでご安心ください。

なお、応募はWEB上で24時間受付しており、面接から入社手続きに至るまでをWEB上で完結させることが可能です。

本記事を踏まえて自己PRの内容を決めたうえで、声に出して練習をしたら、WEB面接に臨みましょう。

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この記事の監修

奥山 寛史

ビーウィズ株式会社 HR部 部長

2003年にビーウィズに入社。通信、流通、官公庁等の各コンタクトセンターSVおよびマネージャーを経て、採用部門の担当者として従事。OSHIGOTOマートでは働くスタッフの声、働く職場、応募から入社までの流れなど、ビーウィズの情報すべてが詰まっています!是非じっくりご覧ください^^